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II. 主要業界の動向
III. 当地日系企業の経営課題
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| 米国経済の2003年実質GDP成長率は3.1%と2002年を上回る成長性を示し、2004年は更に4.5%という高い成長性の継続が予想されている。全世界のGDP成長率は2.4%を記録したが、中でも世界最大の製造拠点であり、最大の消費地として期待される中国は2003年9.2%、2004年も8%を超える成長率が予想されている。米国の電気・電子機器生産高は2000年をピークに減少してきたが、2003年は対前年比109%と、下降傾向に歯止めがかかった状況にある。2004年には引き続き10%強の成長が期待されているが、過去米国の製造業を下支えしてきた軍需関連の成長性の鈍化と、一方で通信・PC関連での上昇転換へと変化してきている。 今回は、一般家電、携帯電話、PC、半導体の主要4分野の動向と、電気・電子分野での米国製造業の動向についてレポートする。 | ||||
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1. 一般家電
2003年米国の家電市場は対前年比2.3%増の963億米ドルと伸長した。2004年度も家電市場は4%弱の成長を続け、1,000億米ドルに到達すると予測されている。(表1) 2. 携帯電話 2003年全世界の携帯電話端末の出荷台数は5億台を超え、対前年比19%の大幅成長を記録した。これは、カラー液晶ディスプレイやカメラ付き高機能端末の普及、日本・アジア・欧米での買い替え需要の増加と、インド・中国やロシア等における低価格端末の予想を上回るスピードでの拡大によるものである。中国の携帯電話端末在庫も適正水準に戻りつつあり、世界全体レベルでは2003年後半の勢いを維持しながら、2004年も引き続き対前年比約15%の拡大が予想されている。その後、全世界需要成長率は緩やかに下降して行くと予想される。携帯電話の普及率が急上昇する中、新技術商品への買い替えサイクルがいかに短縮されるかが、今後の成長率の変動に大きく影響すると考えられる。(表3) 3. PC関連 20003年の全世界パソコン出荷台数は1億54百万台、対前年比13%増の二桁成長を記録した。2002年の対前年成長率がわずか2%であったことから比較すると、この1年間で非常に大きな拡大回復を遂げたと言える。 4. 半導体 2003年の全世界半導体市場は1,775億米ドル、前年比14%のプラス成長であった。主な成長要因は携帯電話等のワイヤレス機器と、デジタルスチルカメラ等のデジタル民生機器で、これらの分野がフラッシュメモリとイメージセンサの市場の伸びを牽引した。 5. 米国電気・電子機器製造 米国における電気・電子機器製造は、2000年の4,987億米ドルをピークに過去2年間大きく減少し、通信・PC関連を中心に海外、特に中国・アジア地域への製造移転が進んだが、2003年には対前年比6%の増加に転じた。2004年には過去3年間減少傾向にあった通信機器関連でも増加に転じる他、PC関連でも二桁成長が見込まれている。(表7) |