駐在員として赴任する方々の大半は日本で取得している免許証に基づいて
国際免許証を取得している。
この国際免許証の有効期限は州によって異なり、イリノイ州では国際免許証
に示された有効開始日から数えて3カ月となっている。
アメリカには日本のような住民登録はないが、運転免許証は居住する州の免
許証を取得することとなっている。
言い換えれば、他の州から転入・もしくは他の州へ転出する場合、速やかに切替
えることが義務付けられている。
アメリカで自動車免許を取得するには、日本の免許からアメリカの免許への切り
替えが出来ないため、自動車免許試験を受ける必要がある。
幸い、自動車免許試験は日本に比べると易しく、手続きもそれほど難しくない。
都合の良い日に、自動車免許試験場に必要書類などを持っていけば良い。特に
試験開始時間は決まってなく、各自受付がすめば、順次試験を受けることができる。
試験自体は、筆記20〜30分、実技15分程度であるが、待ち時間をいれると2〜3時間
以上かかる場合もある。
筆記試験はルールや標識に関した質間で構成されており、車の構造に関する質問はない。
先ず最寄りの試験場でMotor Vehicle Bureau(自動車試験場)もしくは、インターネット(
http://www.sos.state.il.us/depts/drivers/rr/ruleroad.html )で
道路規則(Rules of The Road)を入手し勉強する。
最寄りの試験場の所在については、Driver Services Department(312/ 814-2975:
M-F 8:00 a.m. - 4:30 p.m.)まで電話で間い合わせると良い。
試験場により業務の日時が異なるので、出掛ける前に電話で確認することをお勧めする。
試験当日にはSocial Security カード、パスポート、現住所を証明するもの(パーソナル・チェック、
電話料金の請求書等)、あれば国際免許証や他州の免許証(尚、他州の免許証はイリノイ免許証が交付される
際に取り上げられる)を持参する。
詳しくは、
http://www.sos.state.il.us/depts/drivers/rr/chap1.html#fを参照して欲しい。
手数料は新規取得、書き換え、他州からの切替え、いずれも10ドル。
免許証の写真は、試験場で撮影してくれ、その料金も手数料のなかに含まれている。
試験の順番は視力テストから筆記試験へと進む。
筆記試験には辞書の持ち込みが許可される。
筆記試験の様式は3つの選択肢から正解を選ぶ形式から標識問題へと進む。時間制限はなく、
筆記試験にパスすると実地試験になる。
特に定まった試験コースはなく、一般路上で試験官の指示に従い試験が進行する。
日本の試験場の様に試験車が指定されたり、貸し与えることはないから
当日運転する車は自分で用意すること。
必ずしも自分の車である必要はない。又、筆記試験さえパスしていれば、必ずしも同日
に実地試験を実行する必要もないし、仮に実地試験に不合格となった場合でも実地試験
のみ、何度でもトライできる。
イリノイ州での運転免許証の有効期間は交付日から数えて4回目の誕生日までとなっている。
実地運転の練習は助手席にイリノイ州の運転免許を持った人が同乗していれば、何時でも何処
でもできる。日本の様に助手席にプレーキのある車である必要はない。
又、個人経営のDriving School(自動車学校と言うより完全な個人経営)を利用し、先方の車
で練習することも出来る。