「2024年JCCCビーチスイープ」開催報告
渉外PR委員会では、9月7日(土)にAlliance for the Great Lakes(シカゴ市)が主催するミシガン湖岸清掃プロジェクトに参加しボランティア活動を実施しました。本団体は五大湖周辺地域の安全な水を確保するため、地域のリーダーやネットワークと協働し保護活動に努めています。JCCCはその意義に賛同し、1994年より清掃活動に参加してから今年で記念すべき30回目を迎えることができました。
過去には、12th Street Beach、Dempster/Greenwood Beachなどでも清掃を行いましたが、2014年からは、シカゴ市南部ハイドパークにある科学産業博物館の東側に位置する57th Street Beachを清掃場所として活動を行ってきました。毎年9月に実施する恒例イベントですが、その年により気候はまちまちで、夏日のようなお天気であったり、冬のように波が高く湖がどんよりとしたグレー色になることもありました。今年はどちらかというと肌寒い朝であったものの、清掃時間開始前には太陽の陽射しで気温も徐々に上昇し、作業をするには快適なお天気になりました。
ビーチスイープの活動の窓口となっている、渉外PR委員会の山本真理委員長より参加者の皆様へのご挨拶と五大湖についての歴史やエピソードを伺いました。その後は、指定された範囲でのゴミ拾いに励んでいただき、今年も数多くの普通ゴミとリサイクルゴミを収集することができました。遠目には綺麗に見えるビーチですが、タバコの吸い殻、飲み物や食べ物の容器などが数多く散らばっており、清掃開始1時間後には145lbsのゴミが収集されました。すっきりとゴミが除去されたビーチを背景に、参加者はそれぞれにおにぎりを食べながら、最も貴重な資源である天然水を保護するために、地域のメンバーとしての環境保全に貢献する有意義な土曜日を過ごすことができました。
「30年の歩み、ミシガン湖とともに未来につなごう」を、30周年の記念スローガンとし、JCCC会員の皆様と共に行ってきたミシガン湖岸清掃ボランティア活動ですが、今後も様々な形で地域貢献を行っていくことを継続していければと願っております。
ご参加いただいたボランティアの皆様に、この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。
JCCCボランティア・収集物TOP5
順位アイテム個数
1 プラスチック片 582
2 ガラス片 269
3 タバコの吸殻 242
4 プラスチック飲料ボトルキャップ 240
5 飲料缶 209
- 日時
- 9月7日(土)10:00am–12:00pm
- 参加者数
- 112名 (参加企業・機関:23社)
- 回収物
- 上記ビーチより計145 ポンド(約65.77 kg)のゴミを収集
- 場所
- 57th Street Beach
- 主催
- JCCC渉外PR委員会(Alliance for the Great Lakes事業に参加する形式にて実施)