会頭挨拶

小西良一
2021年度 会頭
小西 良一
(三菱UFJ銀行)

 シカゴ日本商工会議所会頭職を拝命致しました三菱UFJ銀行の小西良一でございます。本年度会頭職の重責を担うこととなり、大変身の引き締まる思いです。

昨年は、感染が世界に瞬くまに広がったコロナ禍の影響から、弊所も主たる事業予定がことごとく中止、延期の状況に追い込まれ、本来の活動展開ができない厳しい一年となりました。その様な中、各分野に亘る情報提供をウェビナー開催、皆様のお役に立つ会員イベントのご案内、会員名簿のデジタル化や会議所ウェブサイトの刷新、双葉会日本人学校への様々な支援等、限られた範囲ではありますが、会員はじめ地域の方々の少しでもお役に立つべく活動を進めて参りました。

ご承知の通り、本会議所は1966年に僅か58の会員企業で設立され、当初より掲げております三大ミッション、「会員サービス事業」「教育支援事業」「地域貢献事業」の下、会員はじめご関係の方々、更には地域の皆様に支えられ、お陰様で現在会員数が500を越える組織へと発展して参りました。その間、1991年の創立25周年記念事業として、地域貢献事業の強化を図る上からJCCC基金を設立し、「人材育成」「日本語教育」「日米交流」の各分野での基金交付を通じて、各種団体、教育関係機関への支援を実施しており、設立以来これまで寄付総額は570万ドルまでになっています。又、創立間もなくシカゴ双葉会日本語学校補習校を、さらに1978年に同全日校を創立し、会員子弟の教育環境の整備と維持に努めております。

又、会員間の懇親はもとより、地域並びに日系コミュニティーとの協同活動の一環として、「Japan Festival」に参画し、一昨年初めてシカゴ市内での開催が実現し、広く日本紹介の良い機会となりました。又、「Chicago Japanese Picnic」にも参加協力を行い、日系コミュニティの方々との交流を深めて参りました。更に、例年9月に実施のミシガン湖岸清掃ボランティア活動の「Beach Sweep」事業では、会員を中心に多くの方々に参加頂き、地域貢献の一助としております。

残念ながら、こうした年間事業は先述のコロナ禍の影響からやむなく実施中止となりましたが、本年度はコロナ感染の収束に合わせ、昨年度に培ったウェブを活用し新たな貢献の形とこれまでの地道な活動を組み合わせ、地域企業市民としての役割を果たすべく、本会議所の新しい存在意義をお示しする機会となることを願っております。

会員の皆様はもとより、広く地域の方々からのご意見を反映させたより良い事業と貢献活動の実施を図ると共に、日系企業及び「日本」の当地域におけるプレゼンスの向上に努め、シカゴで暮らす企業、個人の皆様が、シカゴは素晴らしい街だ、住んでて本当に良かった、と思って頂ける様、商工会議所一同、代表役員、理事会社、事務局の皆様と一丸となり、全力を尽くす所存です。何卒変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。