「料理教室」開催報告

JCCC文化部では、今回初めての試みとして7月30日(木)に日本の講師の方々をオンラインで繋いでのライブイベント「料理教室」を開催しました。
コロナの現状下、多くの会員各位が在宅勤務を余儀なくされ、従来の多数参加型のイベント開催が難しい中、ウェビナーを通じての情報提供に加えて、少しでも日常生活の中で、会員とご家族にも参加して貰える企画を検討し、今回のイベント開催の運びとなりました。
企画実施にあたっては、会員企業の味の素様より多大なご支援を頂き、東京にあります「うま味インフォーメーションセンター」の二宮理事、そして、ミシュランガイド2020で1つ星を獲得された日本料理店「てのしま」店主の林シェフに日本時間の朝8時からライブでご参加いただき、それぞれうま味についての解説(パワーポイント)と、うま味素材を使った海外でもできる料理方法(動画)を数品のレシピと共にご紹介いただきました。
今や、海外では以前の「SUKIYAKI」にかわり、「SUSHI」が健康志向ブームにのって日本食の代名詞になりつつありますが、それとは別に「UMAMI」も料理通の間ではその言葉と意味が定着してきています。そのような中、海外でも入手できる食材を用い「うま味」を生かした調理法をご指導いただける機会になるということで、多数の参加登録がありました。
プレゼンテーション後には、活発な質疑応答が繰り広げられ、参加の方々の関心の高さがうかがえるイベントとなりました。
開催後は「料理コンクール」として、参加者の皆さんからの自作料理の応募と審査が行われ、それぞれグランプリ、準グランプリと審査員特別賞が選ばれ、会員企業からご提供の賞品が授与されました。

日時
7月30日(木) 6:00PM – 7:15PM
参加者数
66名
参加費
JCCC会員: 無料  非会員: $30
講師
二宮くみ子先生(うま味インフォーメーションセンター理事)
林シェフ(日本料理店「てのしま」店主)

 

料理コンクール結果

グランプリ

Red Snapperのアクアパッツァ
佐々木 広大さん作
審査員より一言:うま味の相乗効果を理解して使いこなしている。見た目も美味しそう。

準グランプリ

クスクス笑いが止まらないUmami満載ポークテンダロイン
スターニー 江口 香さん作
審査員より一言:うま味の相乗効果を理解して使いこなしている。三品ともうま味で一食のレシピが完成している。

蛸とカリフラワーのサラダ
金谷 紀代子さん作
審査員より一言:出汁ドレッシングのアイデアが良い。

トマトとねぎと牛肉のサラサラスタミナ丼ぶり
森 莉沙さん作
審査員より一言:簡単で良い。生トマトだと更に美味しそう。

審査員特別賞

コロナ撃退!米軍MRE向けのデミグラスソース
伊藤 泰彦さん作
審査員より一言:講義内容からヒントを得た料理。