「製造業デジタルトランスフォーメーションの最前線」開催報告
JCCC企画部では、キャディ株式会社より講師をお迎えしセミナーを開催しました。
本セミナーでは、製造業におけるDXの最先端とグローバルサプライチェーンの革新に関する知見を共有する機会をご提供いただきました。まず最初に、日本、アメリカ、中国、ドイツの主要4か国の製造業GDP推移を比較し、2000年以降、中国はもちろんアメリカ、ドイツが成長を続ける中、日本は停滞からマイナス傾向にあり、その原因として、日本は生産性改善に必要なDX推進に大きく後れを取っていることを指摘されました。DXの推進度と企業の成長率は相関しており、デジタル化推進による会社の変革は、今後の重要な経営課題になると考えられます。
そもそもDXとは?という解説から、作業効率、バリューチェーン、ビジネスモデル、風土・文化などの実践的なDX事例を挙げ、グローバルな視点から製造業におけるDXの必要性とその効果を深く掘り下げ、モノづくり産業におけるポテンシャルや、目指していきたい世界感についてお話を伺いました。プレゼンテーション終了後は、参加者からの質問が途切れることなく続き、その後のネットワーキングの時間も、熱心に講師と語られる様子が見られました。
- 日時
- 2月9日(月)講演:2:30pm–4:00pm 懇親会:4:00pm–5:00pm
- 参加者数
- 56名
- 参加費
- 参加費:JCCC会員(会員企業にご勤務の方含む)無料・非会員 $50
- 講師
- 加藤 勇志郎氏
キャディ株式会社 代表取締役社長 - 場所
- Harper College(Wojcik Conference Center)