「フードバンクボランティア」開催報告

去る9月27日(土)に地域貢献事業の一環として、Northern Illinois Food Bankの主旨に賛同し、イリノイ州北部の近隣住民に健康な食事を届けるフードバンクボランティア活動を行いました。昨年は文化部主催として実施された活動を、1994年以来30年にわたり実施されてきたBeach Sweep (ミシガン湖清掃ボランティア)に代わり、本年新たに発足したコミュニティ委員会渉外担当主催として実施しました。
Northern Illinois Food Bankは、National Feeding Americaのネットワークを通じ、一日あたり250,000食をイリノイ州北部13郡の近隣住民に提供しています。また、900以上のFood Pantryに協力しながら、毎週1,000名近くのボランティアが食料の品質チェック、再梱包、配布し、炊き出しや避難所、若者や高齢者の食事プログラムへ栄養価の高い食品を届けています。
当日はお子様連れのご家族も多く、48名の皆様にご参加いただきました。朝9時に集合、オリエンテーションルームでFood Bankボランティア活動のプロモーションビデオを見た後、担当スタッフから作業の流れについて説明を受け、いよいよ作業施設内の大きな袋にうず高く積まれたジャガイモを選別(きずの有無確認)をそれぞれ7、8名のグループに分かれて1時間半程の時間を掛けて行いました。最初は慣れない手つきでしたが、和気あいあいとした雰囲気の中、お子様も含め、手際良く作業が続けられ、その結果、7,500食(9,000lb)のジャガイモを仕分けることができた旨、スタッフから参加者への慰労と共に報告され、参加者一同、ボランティア活動に精を出した充実感を味わうことができました。
本イベントでは、学生の方にボランティアクレジットになるレターもNorthern Illinois Food Bankから発行していただけるとのことで、多くの学生の方にも参加いただきました。また、共同作業をすることで、ネットワークキングの機会としても参加者の皆様に楽しんでいただくことができたのではないかと思っています。
地域貢献事業は、JCCC3大ミッションの一つで、Northern Illinois Food Bankからも日本の団体がボランティアに協力してくれたことをとても感謝されていたことから、機会があれば、またこのようなボランティア活動を引き続き行っていければと考えています。改めてまして、本イベントの主旨に賛同し、朝早くからご協力いただきましたボランティアの皆様に心から御礼申し上げます。

日時
9月27日(金)9:00am– 11:00am
参加者数
48名
参加費
無料( ※JCCC会員もしくはその企業にお勤めの方とそのご家族(8歳以上)のみ参加可)
場所
Northern Illinois Food Bank North Suburban/Lake Forest Center

再梱包実績

7,500食(9,000lb)