ウェビナー「イリノイ州セクシャルハラスメント防止研修」開催報告
JCCC企画部では、昨年に引き続きアクタス コンサルティング グループより講師をお迎えし、「イリノイ州セクシャルハラスメント防止研修」をウェビナーで開催しました。
2020年にイリノイ州のセクシャルハラスメント防止研修の受講が義務化されたことで、会員企業の皆様にとっても大変関心の高いトピックとなっています。ある調査によると、アメリカで働く従業員の50%近くがセクシャルハラスメントを受けた経験があり、その約95%のケースは雇用主が加害者に対して何ら適切な処置を講じなかったと報告されています。加害者本人にそのつもりがなくても、被害者となる相手が受けた言動を不快に感じればセクハラは成立します。「何が、どこからがセクハラになるのか?」で明確な線引きが難しいため、職場で許容されるべきではない行為について、共通の認識を持つことが大切です。違法ハラスメントの定義を明確にした上で、様々な職場におけるセクシャルハラスメントの事例の紹介、職場にもたらす悪影響や管理職者の責任についても詳細に解説を頂きました。
この度のウェビナー研修によるハラスメントへの共通の認識を持つことで、セクシャルハラスメントや雇用差別のない職場づくりに役立てていただければ幸いです。
- 日時
- 6月10日(金)1:30pm–3:00pm
- 参加者数
- 96名
- 参加費
- 参加費:JCCC会員(会員企業にご勤務の方も含む) 無料・非会員 $30
- 講師
- 大矢まどか氏
アクタス コンサルティング グループ
HR Management Advisor - 開催方式
- オンライン(GoToWebinar使用)