シカゴ日米評議会主催「Japan Festival 2024」開催報告
第39回目の開催となるJapan Festival2024 が2019 年開催時の会場となったMillennium Park/Chase Promenade Southと、今回は昨年の屋内会場であったChicagoCultural Centerに代わり、Chase PromenadeNorth( 会場全体がテントで覆われている屋内会場的施設)の両会場にて、6月16日( 日)に開催されました。
すでに夏休みシーズンが始まっていることから、当日は地元住民のみならず、州外そして国外からの観光客も併せて、午前11時から午後5時までの限られた開催時間でしたが、約16,000人の来場者で終日賑わいました。北の会場では、日本の伝統文化(華道、茶道、書道、お筝、折り紙等)の紹介がステージやそれぞれのブースで行われ、又、お祭りの夜店を思わせる子供向けのゲームコーナーも設けられ、家族皆で楽しんで貰える開催内容でした。
一方、2019 年開催時と同じく南側の屋外会場のステージでは、伝統武術(空手、弓道、剣道、居合道等)とJ-Pop ソング、阿波踊りや沖縄のエイサー演奏等のプログラムが順々に進められる中、柳総領事のご挨拶に続き、今回スペシャルゲストとして日本から招聘の名古屋発チンドン屋一行「BENTENYA」のパフォーマンスが華やかに繰り広げられました。すでに伝統芸能の一つになっているチンドン屋の紹介がこうした海外の地でされたことは、大変有意義なことと感じられました。ステージでのパフォーマンス後には、会場内での練り歩き演奏がされ、正に、昔日本の各町々の商店街で見られた光景が懐かしく思い出されました。一行はJapan Festivalでの出演とは別に、前日土曜日には双葉会日本語学校を訪問し、補習校の生徒さんとの交流の機会が持たれました。更に、今回のシカゴ来訪のもう一つの目的である「ルート66を巡るドキュメンタリー映画」の制作と各地で行われる記念イベントへの参加の為、翌日17日にはシカゴを発ち、一路西海岸への旅に出られました。
この様に、本イベントを通じて、日本文化と日本全般を地元の方々と観光客へ紹介できたことは、丁度、本年が日米観光交流年とされ、又、来年には大阪・関西万博が開催されることから、それら事業の広報支援として良い機会になりました。今後もこれらのイベントが地域コミュニティーへの日本紹介と日系各団体組織の協同事業として確立することを願っています。最後になりますが、ご来場いただきました皆様、そしてご協賛支援を頂きました各会員企業の皆様に、この場をお借りし厚く感謝と御礼を申し上げます。今後も変わらぬご支援とご理解を頂けます様、何卒宜しくお願い致します。
- 日時
- 6月16日(日)11:00am–5:00pm
- 来場者数
- 約16,000名
- 入場料
- 無料
- 会場
- Millennium Park/Chase Promenade North & South
- 主催
- シカゴ日米評議会