JETRO・JCCC共催 メキシコ・セミナー開催報告
〜ニアショアリング(自動車産業中心に)の動向と新政権の経済政策〜
JCCC会員サービス委員会 産業・経済担当では、ジェトロとの共催で、ジェトロ・メキシコ事務所所長の中島伸浩氏を講師としてお迎えし、メキシコセミナーを開催しました。
近年、コロナ禍や半導体不足によるサプライチェーン寸断、米中貿易摩擦などを受け、生産拠点の再構築が世界的な課題となっています。米国に隣接し、米国を含む各国との広範な貿易協定網を持つメキシコは、ニアショアリング先として注目が高まっており、自動車産業を中心に投資が活発化しています。一方で、米国との貿易摩擦や関税政策の変動、さらにはメキシコ国内の規制強化など、企業の投資判断に影響を与え得る要素も増えています。クラウディア・シェインバウム政権2年目となる2026年は、財政赤字縮小と社会・エネルギー分野への歳出拡大の両立が課題となり、ビジネス環境に影響を及ぼす政策動向が注視されています。
本セミナーでは、自動車産業を中心に、メキシコで進む投資拡大の背景や地域別の特徴と今後の見通しについて、現政権の経済政策動向のポイントの整理、トランプ政権下での関税政策が企業が直面し得るリスクと対応策、米国側の政策変更がメキシコ投資に与える影響について、詳細なデータと共に解説をいただきました。参加者からは、メキシコの政策動向や米国との通商関係が自社の事業に与える影響を見極める上で非常に有益だったとの声が多く寄せられました。また、ニアショアリングを検討する企業にとって、現地の最新情報を得られる貴重な機会となりました。

- 日時
- 3月17日(火)2:00pm–3:15pm
- 参加者数
- 63名
- 参加費
- 無料
- 講師
- 中島 伸浩氏 (ジェトロ・メキシコ事務所 所長)
- 場所
- Schaumburg Corporate Center
