ウェビナー「セキュリティ事故の実態と対策/データ復旧の対応と技術」開催報告

JCCC企画部では、Syscom Global Solutions社とAiforense JapanData Recover社より講師をお迎えしウェビナーを開催しました。

今年に入り感染が急増しているコンピューターウィルスや、テレワークの需要が高まった背景もあり、セキュリティリスクはかつてないほど高まっています。情報漏洩のうち約60%は個人データが関与しており、サーバーやネットワーク機器のアップデートが適用されていないことが大きな要因として挙げられます。米国での平均被害額は$8million にもおよび、セキュリティ事故を未然防ぐ努力を払う一方で、問題発生時に速やかに対応し被害を最小限に抑え、事故前の状態に回復させる内部対策が企業において重要な課題となっています。一方で、対策を考える上での社内の専門家や知見を有した人材が不在であることや、大きな予算の確保が困難であるとの対策がなかなか進まない理由がいくつもあります。そのような状況の中でも、与えられたリソースで最大限に実施できる策を練り、時間を掛けずに着手しやすいものから実施を進めることを推奨されました。

ウェビナー後半では、人為的ミスによるデータ消失や、パソコンやサーバーの故障によるストレージ障害など、通常の方法ではアクセス不能なデータを救出するデータ復旧の事例をご紹介いただきました。

日時
5月12日(木)1:00pm–2:30pm
参加者数
42名
参加費
参加費:JCCC会員(会員企業にご勤務の方も含む) 無料・非会員 $30
講師
安田 隆一郎氏  Syscom Global Solutions Inc. NY
下垣内 太氏 Aiforense Japan Data Recovery, Inc., CEO
開催方式
オンライン(GoToWebinar使用)