ウェビナー「トップアスリートの栄養摂取から見る「食のテクニック」で健康を」開催報告
JCCC文化部では、一昨年に実施されました「料理教室」セミナーと同様に、今回も会員企業の味の素様より講師派遣協力の下、5月26日( 木)に日本とオンラインで繋いで「食のテクニック」テーマのウェビナーを開催しました。コロナ感染発生からすでに2年余りが経過し、その間多くの会員各位が在宅勤務を余儀なくされ、従来の多数参加型のイベント開催が難しい中、ウェビナーを通じての情報提供に加えて、少しでも日常生活の中で会員とご家族にも参加して貰える企画を検討し、今回の開催の運びとなりました。
企画実施にあたっては味の素様より、2004年のアテネ五輪から17年にわたり、夏季・冬季オリンピックにおいて、トップアスリートの栄養サポートをされている栗原氏を講師派遣支援いただきました。トップアスリートと言う言葉から運動部主催の企画でもあり得ましたが、「食、栄養」のキーワードに沿って、文化部主催のイベントとして実施することとなりました。
事前登録数が70名近くになり、本ウェビナーへの関心の高さが伺えましたが、開催当日はシカゴ時間の夕方6時、日本では朝8時の開始で講師の栗原氏には大変なご負担を掛けることとなりましたが、準備頂いた資料に沿って、日々の食事内容とアスリートのパフォーマンスを最大限にする正に「食のテクニック」について、実績と科学的根拠に基づいた、そして舞台裏秘話等、大変興味深い内容のお話を通じて、日常生活と命を繋ぐ上で欠かせない栄養摂取の重要性について説明をしていただきました。
その内容は「目から鱗が落ちる」如くに、今までの常識とは違う、新たな真実、特に「うま味とカラダの源となっているアミノ酸」について見識を深める有意義な機会となりました。事前のものを併せ参加者の皆さんから多くの質問が寄せられ、それぞれの回答を通じて実践面での適切なアドバイスが示され、今後の食習慣改善の上で大いに参考になるお話でした。健康志向の高ま
りと平均寿命が毎年伸びている中、運動、睡眠と併せて食生活が重要なキーワードになっています。
生活習慣全般の見直しとして日々の食事に今更ながら十分な注意を払う必要性を痛感させられたウェビナー開催でした。文化部では今後も会員とご家族の皆さまに楽しんでいただけるイベントの企画を進めていきますが、直近では7 月30日( 土)に、ロックフォードにありますAnderson Japanese Gardens の夏祭り開催に合わせ「お茶会」イベントを企画し、ご案内を行っています。是非奮ってご参加下さい。
- 日時
- 5月26日(木)6:00pm–7:00pm
- 参加者数
- 48名
- 参加費
- JCCC会員(会員企業にご勤務の方も含む) 無料・非会員$30
- 講師
- 栗原 秀文氏
味の素「ビクトリープロジェクト®」リーダー