「アメリカで勝ち抜く組織を作るためのTeam Architecture 〜多様な従業員のニーズに応える新しい働き方〜」開催報告

JCCC企画部では、SolutionPort Inc. とサイボウズチームワーク総研より講師をお迎えしセミナーを開催しました。

アメリカでビジネスの成功を目指す企業のリーダーには、多様な従業員で構成される組織の中で、個人それぞれの能力や経験を最大限に引き出し、組織全体の生産性を上げるためのチームを構築することは不可欠な要素となっています。その為には、キャリアパスを明確にし従業員のニーズに対応できる制度を導入することが必要になります。第一部では、同じ組織内や他の組織に移るキャリア形成の考え方、Job Architecture の構成、キャリアパス形成と共に考慮すべき給与制度と人事評価等についての理解を深める内容の解説をうかがいました。

第二部では、キャリアパスを成功に導く組織の風土作りについて、更に掘り下げてお話を進めて頂きました。調査によると、日本企業では従業員が企業理念に共感し、業績向上のために自発的に「会社に貢献したい」と思う意欲は非常に低く、世界各国との大きな格差が生まれている結果が出ています。そのような環境下で、従業員が自身のキャリアを理解し、雇用主側にとっても育成しやすい環境を整備し、支え合いの文化が根付いた強く生産性の高い組織を作るための考え方について、事例をご紹介いただきました。

講演後にはネットワーキングの場が設けられ、講師へ個別に質問をしたり、他の参加者との情報交換を行っていただく機会となりました。

日時
1月29日(月)講演:3:30pm–5:00pm  懇親会:5:00pm–6:00pm
参加者数
37名
参加費
参加費:JCCC会員(会員企業にご勤務の方含む)無料・非会員 $50
講師
小楠 仁啓 氏(Kimihiro Ogusu)
SHRM-SCP, SolutionPort, Inc. 代表、中央大学非常勤講師
山田 理 氏(Osamu Yamada)
サイボウズ チームワーク総研 風土コンサルタント
場所
Harper College(Wojcik Conference Center)