「East Meets West体験:ウィスキーの歴史とカクテル市場における日米文化の融合を学ぼう!」開催報告
文化部では、ビームサントリー様のご協力を得て、2018年10月に実施の「HOW TO ハイボール!~ハイボールの美味しい作り方・飲み方教えます~」に続き、今回5年振りとなるウィスキー関連のイベントを開催しました。
今回も会場をご提供頂きましたビームサントリー様のオフィスには、受付入口の直ぐ近くにバーエリアがあり、自社ブランドのウィスキーをはじめ各種のスピリッツが所狭しと置かれている素敵なショールームスペースにになっています。
イベントの冒頭、山科文化部副部長よりご自身とウィスキー、特にサントリーブランドのトリス、オールド等、学生時代に始まり、入社から今日までの関わりを挨拶の中で熱く語られ、プレゼンテーションを前にして、参加の皆さんの心は早くもウィスキーへ。その後、講師の鈴木氏(米国でのハイボールチームを指揮)より日本のウィスキー誕生秘話とその製造工程をお話しいただき、アメリカを代表するウィスキーブランドJim Beamの買収を経て、「East Meets West」となった経緯をサントリー社の歩みと併せ説明がされました。参加者の各テーブルには、Toki(季)、Roku(六)、Haku(白)が試飲用の小グラスに注がれており、それぞれ他のアルコール飲料との絶妙なブレンディングの紹介がされました。更に、日本で生まれたサントリーウィスキーが本年100周年を迎えられる中、UKではじめられたハイボールが、アメリカでの普及活動を経て日本で育まれ、今新たな形でアメリカで流行ってきていることは、このセミナーのサブタイトルにある「カクテル市場における日米文化の融合」そのものを物語っています。ウィスキーの歴史を学んだ後はいよいよバーエリアでの第2部に移り、担当のショーン・シールズ氏(ハイボール&ハウス・オブ・サントリースペシャリスト)による各種カクテルの作り方のデモンストレーションがされる中、皆さんにそれらのカクテルが提供され、和のおつまみと併せ、懇親交流の機会を楽しんで貰いました。久しぶりに市内地区で開催され、金曜日夕刻の時間帯と相まって、予定の終了時間を大幅に過ぎての素晴らしいイベント開催となりました。改めて今回も素敵な会場をご提供頂きましたビーム サントリー様、講師をご担当頂ました鈴木様、シールズ様、そして運営に携わって頂きました各スタッフの皆様にこの場を借りて御礼申しげます。文化部では会員の皆様はじめ、広くご家族にも楽しんで貰える様、今後も各種イベント企画と実施を進めて参ります。乞うご期待下さい。
- 日時
- 5月19日(金)4:30pm–6:30pm
- 参加者数
- 47名
- 参加費
- 参加費:JCCC会員(会員企業にご勤務の方も含む)$20・非会員 $50
- 講師
- 鈴木 敦氏 (ビームサントリー米国ハイボールチーム指揮)
- ショーン・シールズ氏 (ビームサントリー米国ハイボール&ハウス・オブ・サントリースペシャリスト)
- 協力
- Beam Suntory Inc.