「ワインセミナー＆秋の異業種交流会」開催報告

JCCC文化部とネットワーキング部では、11月3日（金）夕刻、味の素ヘルス･アンド･ニュートリション･ノースアメリカ社様の施設を会場としてご提供頂き「ワインセミナー＆秋の異業種交流会」を共同開催しました。

文化部では、昨年、一昨年と2回にわたり「リモートワインセミナー」を実施し大変ご好評をいただきました。3回目となる今年は、コロナ禍の影響が緩和されたことから、初めて実開催による「ワインセミナー」を開催しました。講師は、初回からご担当いただいたソムリエ資格保持者の客室乗務員大西佐矢佳さんに、過密な業務の合間を縫って日本よりお越しいただき、念願の講師と直に対面してのセミナー開催となりました。

今回、ハイブリッド方式での対応としたことから、20名のオンライン参加を含め、会場では定員50名を上回る多くのご参加をいただき、講師の大西さんがオンライン開催時と同じく制服姿で登壇される中、さながら各クラス満席状態となっての「ワインセミナー」便の運航が開始されました。

離陸後、最初に略歴と自己紹介がされ、シカゴは度々乗務で来られており好きな都市であること、そして、乗務の傍ら猛勉強と一次から三次試験を経て、ソムリエ資格を取得されたことにまつわるお話がされました。

セミナーは、前回からのおさらいとして、１．ワイン選びを楽しむために、2．アメリカのワインについて　３．テイスティング　4．チーズとの簡単なペアリング　５.  質疑応答　そして６.  最後に　と、各アジェンダ順に進められました。１. と２.で画面上に映し出される資料に沿って説明を受ける中、事前に準備された４種類のワイン（赤、白各２種類）と８種類のチーズが参加者のテーブル上に置かれ、各参加者は３.のテイスティングを楽しみにしながら、ワインについての知識を深めました。

しっかりとワインの選び方、アメリカのワインについての説明を受けた後、いよいよテイスティングの時間となり、順番に赤、白それぞれのワインとチーズとのペアリングを試しながら、会場のあちこちで楽しそうに談笑される和やかな雰囲気になりました。オンラインでご参加の皆様には、事前の案内に沿って購入されたワインとチーズを、各自でそれぞれ味わっていただけたことと思います。

こうして、実開催の「ワインセミナー」が3年越しに、そして何にも増して、初回から講師を担当頂いた大西さんにシカゴにお越し頂いて実施できたことは本当に嬉しく、有意義なセミナー開催となりました。ご参加の皆様には、１時間半のあっという間の「ワインセミナー」便の運航でしたが、機内と変わらぬ雰囲気を満喫頂けたことと思います。

イベント後半の異業種交流会では、ワインセミナーでご紹介いただいたワインとチーズ、更には大西さんにご推薦いただいたワインに合うおつまみをご用意し、異業種交流会から参加された方々にも、テイスティングを楽しんでいただくことができました。ワインセミナーで講義を受けた後の交流会だったため、ワインやチーズについて感想や意見を交換され、これまであまり注意を払わずに飲んでいたワインの味わい方を学ぶ良い機会になったとのコメントが多く聞かれました。また、講師・ソムリエである大西さんとも気軽にお話をさせていただくチャンスをいただき、会場は楽しい雰囲気で大いに盛り上がり、盛況のうちにイベントを終了することができました。この度の交流会が、会員の方々との新たな繋がりを築くきっかけとなっていれば幸いです。

改めまして、今回も企画立案時から日程調整と事前準備、更に、当日の各種段取り等で多大なご尽力を頂きました日本航空シカゴ支店の皆様へ感謝の意を申し上げます。そして、今回ようやく皆様の念願が叶い、シカゴにて講師をご担当頂きました大西さんに心より感謝申し上げると共に、シカゴ線での乗務もされていることから、機内でお会いできる機会があることを切に願っています。

また、この度のハイブリット開催に際し、素晴らしい施設を会場としてご提供いただき、会場の設営からイベントの運営に多大なるご協力をいただきました 味の素ヘルス･アンド･ニュートリション･ノースアメリカ社の皆様に厚く御礼を申し上げます。