「ウェビナー:シカゴ美術館~見所を日本語で解説~」開催報告

JCCC会員サービス委員会・文化担当では、5月8日(金)に「ウェビナー:シカゴ美術館~見所を日本語で解説~」を開催いたしました。近年恒例となっている「シカゴ美術館日本語ツアー」は、毎回申込開始直後に満員となる人気イベントで、「参加したかったが定員に達してしまった」というお声を多くいただいておりました。そこで今回は、より多くの会員の皆様にご参加いただけるよう、ウェビナー形式での開催となりました。
当日は、シカゴ美術館 公共教育客員講師の斉藤博子氏をお迎えし、美術館の歴史から珠玉のコレクション、そして数々の見どころまで幅広くご紹介いただきました。
シカゴ美術館は、メトロポリタン美術館、ボストン美術館と並ぶ米国三大美術館の一つで、あらゆる時代の美術品を幅広く収集しています。その収蔵品は約30万点にのぼり、メトロポリタン美術館に次ぐ規模を誇ります。
ウェビナーでは、数ある作品の中から、日本でも人気の高いモネ、ルノワール、スーラといったフランス印象派について、解説いただきました。特にスーラの代表作「グランド・ジャッド島の日曜(1884)」は、1926年以来常設展示されている同館の象徴的作品で、門外不出のためシカゴでしか見ることができない貴重な一点です。
また、Wikipediaにも掲載されている有名なゴッホの「自画像」も同館の所蔵で、数ある自画像の中でも特に著名な作品として紹介されました。さらに、20世紀の美術ではピカソの作品が取り上げられ、2009年に開館した別館「Modern Wing」で鑑賞できること、同館が常に新しい展示を行っていることなども紹介されました。
シカゴ美術館は東洋美術のコレクションも充実しており、その背景には三菱UFJ銀行様が支援する「MUFG Bank Galleries」の存在があります。30年以上にわたり同館を支援している海外企業は三菱UFJ銀行様のみで、中国・韓国・日本の美術を時代の流れとともに鑑賞できるよう工夫されています。また、安藤忠雄氏が設計した日本ギャラリー(屏風ギャラリー)も必見で、16本の柱が等間隔に立つ静謐な空間は日本美術鑑賞に最適に設計されており、安藤氏デザインの椅子に座るという貴重な体験もできる魅力的な場所です。
今回はウェビナー形式であったこともあり、当日は52名の皆様にご参加いただき、例年より多くの方々にシカゴ美術館の見所をご紹介することができました。これからシカゴは過ごしやすい季節を迎えます。ぜひお出かけ先の候補としてシカゴ美術館を訪れ、ウェビナーで学んだ作品を実際にご覧いただければ幸いです。

日時
5月8日(金)5:30PM-6:30PM
場所
オンライン( Microsoft Teams)
講師
斉藤 博子氏 シカゴ美術館 公共教育 客員講師
参加者数
52名
参加費
JCCC会員(会員企業にご勤務の方・その家族も含む) 無料、非会員 $30